MESH GPIOブロック用 FETボード(スイッチサイエンス製)の使いかた

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本製品はMESHのGPIOブロックと組み合わせて使用することにより、MESHアプリから操作できるスイッチです。

このスイッチを使用することで、MESHブロックと電気回路を組み合わせたプログラミングが可能になります。



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スイッチサイエンス MESH GPIOブロック用 FETボードの使いかた.pdf

 

 

MESH GPIOブロック用 FETボードに関する情報は、公式ホームページをご覧ください。(スイッチサイエンス サイトへリンクします)

https://www.switch-science.com/catalog/2400/

 

 

 

使用例

「人が通ったときに暗かったらLEDを点灯する」というレシピを例に説明します。

 

 

 

完成イメージ

 

接続した状態

人を感知して、まわりが暗かったらLEDが点灯します。

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実行例

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レシピ例

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使用手順

 

用意するもの

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  • MESH GPIOブロック用 FETボード
  • MESH 人感ブロック
  • MESH 明るさブロック
  • MESH GPIOブロック
  • LEDライト(抵抗入り)
  • 電池ボックス
  • 乾電池
  • ジャンパワイヤー(オス~ワニ口クリップ)×4本(黒2本、赤2本)

 

 

  1. MESH GPIOブロック用 FETボードとジャンパワイヤーを取り付ける
    MESH GPIOブロック用 FETボード(以下FETボード)の緑色の端子台には、左から順に「-」「+」「GND」「VDD」の各端子が用意されています(FETボードにも刻印があります)。この「GND」と「VDD」を電池ボックスに、「-」と「+」をLEDにつないでいきます。
    image-1441940018612.jpg

    • まずFETボードの「GND」と「VDD」に、ジャンパワイヤー(オス~ワニ口)を接続します。FETボードの端子台の各端子は、ドライバーを使って接点を締めたり緩めたりできるようになっています。ドライバーで端子のFETボードの「VDD」のネジを回し、いったん緩めてください。
    • ジャンパワイヤー(オス~ワニ口)のオス側の端子を、FETボード の「VDD」に差し込んだあと、 今度はドライバーでネジを締め てジャンパワイヤーを固定します
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    • 同様に4本のジャンパワイヤー(オス~ワニ口)を以下画像のようにつなぎます。
      IMG-7746.jpg



  2. FETボードにGPIOブロックを取り付ける

    FETボードの10本の端子をGPIOの10個のピン端子に差すようにして取り付けます。

    正しい例
    DSC04235_o.jpg

    誤った例
    DSC04236_x.jpg

    ご注意 

    • GPIOブロックを差し込む向きに注意してください。FETボードの緑色の端子台が後ろになっている場合は正しい向きではありません。



  3. 回路をつくる

    FETボード、LED、電池をワニ口クリップでつなぎます。

    電池ボックス側はFETボードの「VDD」と電池ボックスの「+」、FETボードの「GND」と電池ボックスの「-」がつながるようにしてください。
    LED側は、FETボードの「+」とLEDの「+(アノード)」、FETボードの「-」とLEDの「ー(カソード)」を接続してください。
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    FET3.png

    ご注意

    • プラスとマイナスが逆にならないように注意してください。



  4. レシピを作成する

    MESHアプリを起動してMESHブロックをペアリングし、レシピを作成します。GPIOブロックの設定を「アナログ出力(PWM)」にします。PWM出力のデューティ比の大きさでLEDの光の強さを変化させることができます。(0が最小、100が最大)

    ___PWM__.png



  5. レシピを実行する

    実際にレシピが動作するか確かめます。

    • 明るさブロックを手でふさぎながら、人感ブロックの前に手をかざすと、人を感知し、まわりが暗いと判断してLEDが点灯します。

    IMG-7750.jpg

    • かざした手をはずして、人感ブロックの感知範囲に人の動きが入らないようにしてしばらくそのままにすると、人感ブロックが感知しなくなり、LEDが消灯します。
    • 人感ブロックか明るさブロックのどちらか一方のみしか感知させていない場合、LEDは点灯しません。
    • 以上が確認できれば、レシピは正しく動作しています。

 

 

 

応用

説明ではLEDを使用しましたが、LEDの代わりにモーターなどを使用しても、同様の手順で使用できます。プロペラや車輪など、モーターを駆動させる事例でもご活用いただけます。

 

 

 

 

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